ペン先は万年筆の心臓部です。

ペン先は手書きの文字に個性を与え、また私たちひとりひとりの文字を個性的でユニークなものにしてくれます。ペン先に使われている素材が高価な程、またより精巧なクラフトマンシップで造られた場合、書き心地はソフトになります。

慎重に選ばれた金のロール板から打ち抜かれたペン先は成型後に刻印されます。ペン先の先端にはプラチナ系金属であるイリジウムが取り付けられます。慎重に溶接され、何度も研磨され、完璧な検査を受けます。

ペン先の光沢ある仕上げは何千もの磁器の粒子によって研磨された後に微小な銅製のボールで磨きあげられます。独特のディテールに神経を集中する様々な工程を経てペン先は完成します。ペン先のひとつひとつが手作業で検査されます。

 

異なるペン先の種類

straight, rounded nib straight, flat nib slanted nib
真っ直ぐで丸いペン先
細字向き
真っ直ぐでフラットなペン先
太字向き
傾斜したペン先
いろいろな書き癖
 

真っ直ぐなペン先

真っ直ぐなペン先はどなたでも簡単に筆記出来るようになっています。EFやFのように細めのペン先は筆圧を調節することによっていろいろな筆記が楽しめます。カジュアルに万年筆をお使いになりたい方にはMやBのような太めのペン先をお勧めします。

筆記時に万年筆を真っ直ぐに持つ方にはEF,F,M,B,BB,3Bなどの真っ直ぐなペン先をお使いになることをお勧めします。左利きの方にはF,M,Bが通常適しています。

 

EF F M
B BB 3B
 

傾斜付ペン先

いろいろな書き方をすることによって、手書き文字の表現を可能にしますが、オブリークのペン先は書き方が少し難しくなります。

万年筆を立て気味にし、なお且つ左に傾けて筆記される方にはオブリークOM,OB,OBB,O3B)のペン先が選択肢となるでしょう。

 

EF F M
B