日本の象徴である富士山と鶴を描いた「富士に鶴」は、174年の歴史を誇るドイツペリカン社のクラフトマンシップと日本の伝統的な蒔絵技法が調和した作品です。
霞雲と桜の花びらとともに描かれた霊峰富士を中心に、長寿と幸運のシンボルである鶴が三羽、優雅に舞う姿が描かれています。
日本の皇室の力を示す為に保存されていた蒔絵技法を駆使して、天冠部分のペリカンロゴが描かれ、またキャップには限定番号が、そして胴軸には作者の署名が書き入れられています
蒔絵は漆器の表面に漆で絵柄を描き、その上に金粉、銀粉、プラチナ粉などを蒔きつけたもので。漆加飾法のなかでも最も芸術的で、その美しさは世界中で認められています。
蒔絵技法は平安時代(西暦794年‐1185年)に日本に伝わり、江戸時代(西暦1603年‐1868年)にその絶頂期を迎えました。
その制作工程では、日本漆が何層にも塗られ、そして何度も磨き上げられます。図柄は漆で表面に描かれ、金粉や銀粉が蒔きつけられ、何層もの漆がかぶせられ、それが固まったら絵柄が出てくるまで木炭を使って研ぎ出されます。これを研出蒔絵技法といいます。
さらに金粉を漆に混ぜ絵柄を一段盛り上げ立体的にします。その表面を指でなぞってみるとその違いが分かります。この技法を高蒔絵といいます。
ペリカン蒔絵万年筆「富士に鶴」は研出蒔絵と高蒔絵の技法を合わせた研出高蒔絵の技法で作り上げられています。
蒔絵万年筆「富士に鶴」は非常に好評で、発売から3週間で完売致しました。

