真のクラシック
1929年ペリカン社は世界で最初にディファレンシャル・ピストン・メカニズムを発表しました。万年筆内部に内蔵されるピストン部分は、ふたつの異なったギアによって、インク吸入ハンドルより速く回転して上下します。今日に至るまで、様々なデザインや機構を持つ万年筆が発売されましたが、基本的な吸入メカニズムは同じです。
1950年、モデル400が発売されました。その緑縞の胴軸がペリカンブランドのシンボルとして世界中に知れ渡りました。1980年代になりSouveränと名付けられましたが、ドイツ・ヴァイマル共和政期の政治家シュトレーゼマンのスーツのストライプ模様が有名だったので、シュトレーゼマンというニックネームで呼ばれていました。
胴軸の製造には手間がかかります。ペリカン独自の製法にこだわって、原料のコットンを何段階もの工程で加工し、ストライプの板に仕上げます。それを胴軸のサイズに裁断後、円筒形にし、ダイヤモンドを使用して研磨します。次に、特徴ある二重リングを胴軸とキャップにはめ込みます。この工程ではつなぎ目を全く見えないようにするために非常に精密な作業が要求されます。そして光沢が出るまで表面が磨き上げられ、次にペリカンのくちばしをモチーフにしたクリップが取り付けられます。
クラシックを愛するなら、Souveränが最適です。
万年筆
パラジウムプレート装飾のクリップとリングとセルロースアセテート製のストライプボディからなるピストン式万年筆。スーベレーンM805のペン先は18金でM605 とM405のペン先は14金です。すべてのペン先はロジウム装飾が施され、手書きで品質チェックがされています。スーベレーンの万年筆には、それぞれピストン吸入器が備えられています。特にM805 には高品質の真鍮パーツが使われています。

上のイラストは原寸大ではありません。実際の大きさは下の表でご確認ください。
モデル | キャップを閉めた時の長さ(cm) | キャップを閉めた時の長さ(cm) | インクが空の時の重量(g) |
M 1000 | 14,6 | 17,4 | 34,1 |
M 800 | 14,1 | 16,4 | 29,3 |
M 600 | 13,3 | 15,4 | 18,0 |
M 400 | 12,5 | 14,6 | 15,3 |
M 300 | 11,0 | 12,9 | 11,0 |
ボールペン
ダイヤモンド研磨で仕上げられた高級樹脂製のボディと高品質のパラジウムプレート仕上げのクリップとリングを備えたボールペン。このボールペンは大容量のリフィル337を備えています。K805とK605はツイスト式、K405はプッシュボタン式です。


上のイラストは原寸大ではありません。実際の大きさは下の表でご確認ください。
モデル | 長さ(cm)(リフィルの先端部分を除く) | リフィル込の重量(g) |
K 800 | 13,9 | 29,0 |
K 600 | 12,8 | 24,9 |
K 400 | 13,4 | 16,5 |
K 300 | 11,0 | 15,4 |
ペンシル
ダイヤモンド研磨で仕上げられた高級樹脂製のボディとパラジウムプレート仕上げのクリップとリングを備えたペンシル。D805はツイスト式で、D405はプッシュボタン式です。このペンシルにはハイポリマーの芯と交換可能な消しゴムが付いています。


上のイラストは原寸大ではありません。実際の大きさは下の表でご確認ください。
モデル | 長さ(cm)(リフィルの先端部分を除く) | 長さ(cm)(リフィルの先端部分を除く) |
D 800 | 14,2 | 27,2 |
D 600 | 13,1 | 24,2 |
D 400 | 13,6 | 17,8 |
D 300 | 11,3 | 17,9 |
ローラーボール
高品質のパラジウムプレート仕上げのクリップとリングとセルロースアセテート製のストライプボディを持ったローラーボール。このローラーボールにはスムーズな書き心地のインクリフィル338を備えています。

上のイラストは原寸大ではありません。実際の大きさは下の表でご確認ください。
モデル | キャップを閉めた時の長さ(cm) | キャップを尻軸に挿した時の長さ(cm) | リフィル込の重量(g) |
R 800 | 14,1 | 16,1 | 25,5 |
R 600 | 13,3 | 15,3 | 40,6 |
R 400 | 12,5 | 14,4 | 18,2 |